「発見伝~みんなのアンテナ~」 第5回

ツーセルの社内で週に1度行われている朝礼には、社員が日々の生活の中で見つけた“発見”や“気付き”を発表する場が設けられています。『価値創造会社』ツーセルの社員として、日頃から何かに“気付く”ことや“発見する”ことへの意識をもって生活してもらうため、毎週欠かさず行われています。

 

このコーナーでは、「当社の雰囲気をみなさんにも感じてもらいたい」という思いから、当社の社員たちが見つけた“発見”や“気付き”を紹介します。

 

第5回目は、「失敗」に関する話題です。

 

昨年の12月に風邪をひき、今年の1月にはインフルエンザにかかった。これまでは年に1回くらいしか風邪をひかなかったので、どうして続けて病気になったかが気になった。12月に風邪をひいた理由は、気候の変化に対応しきれなかったことだと思う。

 

1月にインフルエンザにかかる前には、鼻づまりがひどく、風邪の兆候には気付いていた。気候の変動が予想される際には特に体調の管理に気をつける等、事前に想定をした上で予防をしていれば、少なくとも1月のインフルエンザは回避できていたかもしれないと考えた。

 

仕事においても、うっかりミスを犯してしまったり、時間や物を無駄に使ってしまったりした場合には、原因を特定して再発防止策を施さないと、同様のミスやロスを繰り返すことになる。

 

今後、健康管理と仕事の両面において、過去の失敗の原因を分析し、一度やってしまった失敗を二度と繰り返さないよう対策をとるようにしたい

 

いかがでしたでしょうか?

 

一度やってしまった失敗を二度三度と繰り返す…。なかなか耳が痛い話です。体調管理でも仕事のミスやロス防止でも、私もそれなりに対策はしているのですが、一方でちょっとしたことまで完全にコントロールしようとすると、今度は肝心なところが抜けてしまうといったこともあり、ジレンマを感じています。

 

ところで今年ノーベル医学・生理学賞を受賞された大村智先生は「成功した人はだれよりも失敗した人」とおっしゃっていました。失敗の話をしているとつい暗くなってしまいますが、こういう見方もあるようです。

 

失敗を恐れると何もできない、かといって同じ失敗を繰り返しては進歩が無い。転んでもただでは起きない、ただでは転ばないぐらいのたくましさが必要なのかもしれません。

記事作成:O.