世界中の患者さんのために、
「再生医療」という新たな治療の可能性を

取締役会長

辻鉱一郎

ツーセルは「再生医療を通じて世界の医療や人々の健康に貢献する、21世紀のグローバル企業」を目指すことを経営理念として、間葉系幹細胞(MSC)を用いた再生医療に取り組んでおります。そして、「研究 Research」、「開発 Development」から「上市 Marketing」に至る流れを一元的に捉える「R・D・M 一貫体制を持つ価値創造会社」を目指しております。

2003年に設立して以来、現在の医療では治療法がない、もしくは根治が難しい患者さんに新たな治療の選択肢を提供すべく、再生医療の開発に取り組んでまいりました。特に、他家(同種)細胞由来の再生医療等製品を開発することで、従来、自家細胞によるオーダーメイド医療のようなものが主であった再生医療を、もっと身近に、いわゆる薬のような感覚で提供できることを目標に開発を進めてまいりました。

これまでの取り組みの成果として、現在、gMSC®1(膝軟骨再生細胞治療製品)による第Ⅲ相臨床試験が進行中であり、再生医療等製品を世の中に送り出すまであと少しのところまで来ております。更に第2、第3の後継製品を世に送り出すべく、開発を進めております。

再生医療は夢のある新しい分野であり、そのために常に新しいことに挑戦、開拓していく必要があります。ツーセルは、患者さんのために多くの壁を乗り越えてきました。これからも多くの壁を乗り越えていきます。

再生医療という大きな壁に、共に挑戦していただける人財をツーセルは求めております。世界中の患者さんのために、この思いに賛同し、挑戦に参加していただける方をお待ちしております。

企業の持続的な成長と、
「志」の実現を目指す

代表取締役社長

日浦俊樹

代表取締役社長 日浦俊樹

2018年、当時の経営陣から現在当社が開発中であるgMSC®1についての熱い想いをお聞きし、その想いに共感、人生最後の働き場所としてツーセルに身を投じました。

当時は、夢としか思えなかった事が、徐々に現実味を帯び、3年を経た現在は具体的な活動計画が策定され、達成すべき道標が明確となり、10年後或いは15年後の「在りたい姿」が描き出されております。

私たちは「現在の医療では治療法がない、もしくは根治が難しい患者さんに再生医療という新たな治療の選択肢を提供する」ことを志しておりますが、既に志を具現化してゆく段階へと移行しております。

会社もベンチャーから次のステージに移行しており、それに伴い個々の力から組織の力で戦う会社への変容が求められております。志に共感する多様な人材が集う組織こそが高いパフォーマンスを発揮できるものと信じております。
志の具現化にはgMSC®1の商業的成功、即ちgMSC®1のユニークなビジネスモデルを機能させてゆくことが不可欠です。

多くの課題を乗り越えてゆく必要がありますし、gMSC®1単発で終わらず、後続パイプラインを適切な時期に上市し続けることで、企業として持続的な成長を遂げなければ、志は潰えてしまいます。

目の前の課題を克服し、さらなる成長を実現してゆくには、様々な考え方や、多くの知識経験を有した方が必要です。
私たちの志に共感いただき、ツーセルという船が掲げた理念のもと、再生医療という新大陸を目指した航海に、共に漕ぎ出そうという気宇壮大な人材を求めております。