会社情報
私たちは、ツーセルの一員として
誇りを持って行動しています。
1. 経営理念
「再生医療を通じて世界の医療や人々の健康に貢献する、21世紀のグローバル企業」を目指します。
すなわち、四つの追求です。
- (1) 人間性の追求(病気と闘う)
- (2) 社会性の追求(社会で広く普及する)
- (3) 経済性の追求(医療経済に貢献する)
- (4) 国際性の追求(世界に通用する)
2. ご挨拶


設立以来、公的機関や大学を始めとする研究開発パートナーの皆様のご支援ご協力のもとツーセル設立からまもなく20年目を迎えます。
当社は“世の中に新しい治療を送り出す”という熱意のもと、再生医療の“産業化”を目指し研究開発を取り組んできました。
会社の運営においては“自然流”をモットーに、諦めず・粘り強く・時流に逆らうことなく、一歩ずつ前進を続けてきました。
現在、その成果である自社開発の無血清培養技術をもとに他家MSCを利用した再生医療等製品の開発に取り組み、ようやく1つ目の製品開発が結実しようとしています。
まずはこの製品を着実に上市できるように社員一丸となって取り組んでまいります。
今後も“世の中に新しい治療を送り出す”という熱意のもと、患者さんに一日でも早く新たな医療を届けられるように積極的に活動してまいります。
そして、現在の、また未来のステークホルダーの皆様からの期待に応えるために、さらなる製品技術開発の強化・知的財産の創出・グローバル展開等に努め、国際的な製薬企業の仲間入りができるように全力で挑戦してまいります。
ご支援のほどよろしくお願いいたします。
2021年6月29日


現在当社は、ベンチャー企業として志を追求する段階から、志を具現化してゆく段階へ移行しつつあります。
我々の志は「現在の医療では治療法がない、もしくは根治が難しい患者さんに再生医療という新たな治療の選択肢を提供する」ことにあります。
この志を具現化してゆくには、企業としての持続的成長が不可欠と考えております。当社は、他の追随を許さないユニークなビジネスモデルを構築中であり、これをビジネスとして成立させてゆくことが持続的成長の核心と認識しております。
2017年に開始したgMSC®1(膝軟骨再生細胞治療製品)の第Ⅲ相臨床試験は大過なく進行しており、薬事・製造準備等上市に向けた活動も佳境に入っております。この活動を成功裏に遂行し、その成功を足掛かりとして、グローバル企業としての発展を着実に実現してまいります。
企業としての持続的成長を通じて、我々の志を全うし続けるべく、全力を尽くしてまいります。
2021年6月29日
3. 経営基本戦略
幹細胞による再生医療の「抗病戦略 Disease Management」を中心とした考えを推進します。
4. 事業方針
当社は、「骨・軟骨」と「心筋・血管」と「神経・脳」を重点領域として、
MSCの「研究 Research」、「開発 Development」から「上市 Marketing」に至る流れを一元的に捉える「R・D・M 一貫体制を持つ価値創造会社」を目指します。
5. ロゴの由来
ツーセルを興したふたつの細胞、∞(無限大)に拡がる医療技術の可能性とそれによりもたらされる大きな希望を意味しています。
将来、回復した患者さんの笑顔のそばで、このロゴが
皆様の目に留まることを目指して歩んでいきたいと思います。

会社概要
名称 | 株式会社 ツーセル |
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設立日 | 2003年4月23日 |
本社 | 〒732-0816 TEL:082-250-3138 FAX:082-250-3148 |
出汐オフィス/ラボ | 〒734-0001 |
資本金 | 1億円(2023年2月25日現在) |
役員 | 取締役会長 辻󠄀 紘一郎 代表取締役社長 日浦 敏樹 取締役 長谷川 森一、松本 昌也、塚本 稔 監査役 安田 昌弘 |
事業内容 | (1) 医療用の遺伝子と細胞、医薬品、診断薬、試薬、医療材料の研究開発、製造および販売 (2) 医療機器、医療用具の研究開発、製造および販売 (3) 遺伝子と細胞の診断法、治療法、培養法に関する研究開発、装置の製造および販売 (4) 再生医療に関するコンピュータシステムの開発および販売 |
組織図

沿革
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2003年4月 広島大学発ベンチャー企業として広島市南区に株式会社ツーセルを設立
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2005年5月 DENTSPLY International Inc.(米国)と歯周病治療用製品の開発ライセンス契約を締結
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2006年1月 幹細胞自動培養装置の販売開始
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2006年4月 東京オフィスを東京都文京区に開設
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2006年8月 「gMSC」の登録商標を取得(登録番号第4987485号)
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2008年5月 「無血清培地STK®2」の販売開始
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2009年10月 研究用無血清培地の特許を取得(登録番号特許第4385076号)
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2010年2月 「無血清培地STK®1」の販売開始
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2010年9月 「無血清培地STK®3」の販売開始
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2014年1月 製剤化技術開発設備「gMSCセンター」を広島市南区比治山本町に開設
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2015年3月 「臨床用無血清培地STK®1」「臨床用無血清培地STK®2」を開発
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2015年4月 本社を広島市南区比治山本町に移転
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2016年4月 中外製薬株式会社と膝軟骨再生細胞治療製品「gMSC®1」に関するライセンス契約を締結
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2017年4月 出汐オフィス・出汐ラボを広島市南区出汐に開設
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2017年5月 膝軟骨再生細胞治療製品gMSC®1 第Ⅲ相比較臨床試験届出(IND)
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2018年2月 Japan Venture Awards 2018において代表取締役社長 辻󠄀 紘一郎が中小機構理事長賞を受賞
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2018年12月 経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定
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2019年9月 出汐オフィスを広島市南区出汐に拡張移転
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2021年3月 東京オフィスを閉鎖
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2021年10月 膝軟骨再生細胞治療製品gMSC®1 第Ⅲ相比較臨床試験の症例登録完了
アクセス
本社
広島県広島市南区比治山本町16番35号
広島産業文化センター11階
TEL: 082-250-3138 FAX: 082-250-3148
- JR広島駅から路面電車(5番)比治山下経由広島港(宇品)行き乗車、「南区役所前」下車
- タクシーでお越しの際は、「広島産業会館 西展示館(まで)」とお伝えください
出汐ラボ/オフィス
広島県広島市南区出汐1丁目6-10
大谷ビル2階
TEL:082-256-2451 FAX:082-258-1012
- JR広島駅から広電バス5号線「大学病院行き」乗車、 「出汐一丁目」下車