「発見伝~みんなのアンテナ~」 第16回

ツーセルの社内で週に一度行われている朝礼には、社員が日々の生活の中で見つけた“発見”や“気付き”を発表する場が設けられています。『価値創造会社』ツーセルの社員として、日頃から何かに“気付く”ことや“発見する”ことへの意識をもって生活してもらうため、毎週欠かさず行われています。

このコーナーでは、「当社の雰囲気をみなさんにも感じてもらいたい」という思いから、当社の社員たちが見つけた“発見”や“気付き”を紹介します。

 

第16回は、「カフェイン入り飲料についての会話から気付いたこと」についての話題を紹介します。

 

【カフェイン入り飲料についての会話から気付いたこと】
私は、学生時代に栄養学を専攻したバックグラウンドがある。先日、コーヒーをはじめとしたカフェイン入り飲料は体に良いのかという質問を受けた。結論から言うと、「適度な量を守り、常用しないほうが良い。」と回答した。カフェインには興奮作用がありカフェイン入り飲料を飲むと体内のカフェイン濃度が急上昇することで、眠気が覚め、元気になったような感覚になる。
また、ビタミン類が多く含まれる飲料も存在し、成人が1日に必要といわれる量の3倍以上含んでいるものがある。ビタミン類が多く含まれるものを常用すると、食事で摂る栄養素に上乗せして過剰に摂取することになり、消化に関わる臓器へ負担をかける可能性が考えられる。
このような判断は、栄養学の知識に基づくもので、当たり前のように感じていたが、専門分野が違えば、気が付かないことが往々にしてあることが分かった。ツーセルも様々な分野を専門とする人が増え、当然ながら持っている知識の種類や量は異なる。仕事を進める際は、どこまで共通理解が出来ているかを確認することが、重要だと感じた。

 

今回の発見は、カフェインやビタミンの摂取量に起因する問題だけでなく、相手の知識・理解度を確認しながら会話をすることについての話題でした。
どのような集団も、様々な背景を持つ人の集まりです。自身にとって当たり前の知識は、相手にとってはそうでない可能性があり、逆も然りであることを再認識しました。「これぐらい常識だろう。」と先入観を持たず、得意分野では助け合い、お互いを認め合いながら相手との関係を築くべきであると実感しました。

記事作成:I