「発見伝~みんなのアンテナ~」 第2回

ツーセルの社内で週に1度行われている朝礼には、社員が日々の生活の中で見つけた“発見”や“気付き”を発表する場が設けられています。『価値創造会社』ツーセルの社員として、日頃から何かに“気付く”ことや“発見する”ことへの意識をもって生活してもらうため、毎週欠かさず行われています。

このコーナーでは、「当社の雰囲気をみなさんにも感じてもらいたい」という思いから、当社の社員たちが見つけた“発見”や“気付き”を紹介します。

さて、発見伝の第2回目は、「突撃!ツーセル調査隊」第1回を受けた、朝食の必要性や、適正な栄養摂取の重要性についての話題です。

“1 日3 食の食習慣は多くの国や種族に共通する風習だといわれています。睡眠中は体温が下がるため、身体と脳の活動が低下します。起床後は体温を上げて身体と脳を目覚めさせる必要があり、朝食を摂ることは体温を上げるために最適な方法であると同時に身体のリズムを作る働きがあります。朝食を抜くと肥満のリスクが高まり、記憶力や集中力が低下し、元気が出ず、イライラしやすくなり、午前中の活動に支障をきたすことがあるそうです。 また、1 日の食事回数を減らすと、身体はいつエネルギーが取れるか分からなくなるので、脂肪を蓄えようとする適応現象がおこり、「省エネモード」の代謝となってしまい、かえって太りやすい体質となるといわれています。 朝食についてのアンケートでは、洋食と和食の違いが話題となっていました。洋食と和食、それぞれの代表であるごはんとパンの違いについては、食後の血糖値の変化の仕方が異なることが知られています。ごはんを食べた後の血糖値の上昇は穏やかで、その後、血糖値が長時間一定に保たれるため、腹持ちが良いとされています。 パンは消化吸収が早く血糖値を素早く高めるので、目覚めを良くしたい場合はパン食が良いといわれています。 私自身、朝食は牛乳と果物だけで少量しか食べないことが多く、元気が出ないことがあるので、朝食をきちんと摂って仕事に支障が出ないようにしていきたいと思います。 ”

いかがでしたでしょうか?

「朝食をきちんと摂りなさい」といわれると、「その根拠は?」と返すぐらいにひねくれ者の私が敢えてこのエピソードを紹介するのは、いよいよ体重の増加がシャレにならなくなってきたからでしょうか?
朝食を摂るのは体に良いと昔からよくいわれていますが、それは経験則的なものであり、根拠のないものだと思っていました。しかし、今回の話題をきっかけに食事と代謝の関係を調べてみると、近年では、分子生物学の最先端で脚光を浴びていることが分かり驚きました。経験則というのは、根拠がないのではなく、まだ解明できていない発見のかたまりなのかもしれません。
朝食をおろそかにしてしまうことが多い私ですが、効率的に仕事を行うためにも、ダイエットのためにも、朝食をしっかり摂る生活習慣を身につけようと思いました。

記事作成:O.