「発見伝~みんなのアンテナ~」 第18回

ツーセルの社内で週に1度行われている朝礼には、社員が日々の生活の中で見つけた“発見”や“気付き”を発表する場が設けられています。『価値創造会社』ツーセルの社員として、日頃から何かに“気付く”ことや“発見する”ことへの意識をもって生活してもらうため、毎週欠かさず行われています。

 

このコーナーでは、「当社の雰囲気をみなさんにも感じてもらいたい」という思いから、当社の社員たちが見つけた“発見”や“気付き”を紹介します。

 

第18回は、「本質を理解する力」に関する話題です。

 

【本質を理解する力について】

先日見たテレビ番組で紹介されていたものに関して社員の皆に直感で答えてもらった。

原理を考える時間があれば、理解できるのだが、即時に回答を求められると間違った答えを出してしまうことがある。また、瞬間的に「そうではない」と思う事が正しい回答であるときもある。このように物事の本質に気付くには時間を要する。また、全員が同じ答えを持っているわけではなく、解説することで理解を得ることができる。即時に全員から同じ答えを導きだすことは非常に難しいということを改めて発見した。多くのメンバーを率いる部門長として、本質を全体にわかりやすく周知できる力を身につけたい。

 

今回の発見は、「物事の本質を理解する力」についてのものでした。「考え方の瞬発力」のようなものを試されていると感じました。私は間違ってしまい、回答を聞いた後も自分が最初に思いついた結果を導き出そうと、あれやこれやと屁理屈ばかりを考えていました。

当社は社員の多様性を大事にしている会社なのですが、同じものを見ても全員が同じ意見であるとは限らない中で、リーダーが本質を全体にわかりやすく素早く伝えることにより、組織としての意思統一がしっかりするのだと思いました。仕事をしていく中で本質がわかりにくいことは多々あります。物事の本質を見極める目を養うことで、可能な限りやり直しを減らし、時間やコストを節約することは、効率化の一つの方法になるのだと思います。私も本質を見る力を磨いていこうと思いました。

記事作成:A