私たちは、ツーセルの一員として
誇りを持って行動しています。

1. 経営理念

「再生医療を通じて世界の医療や人々の健康に貢献する、21世紀のグローバル企業」を目指します。
すなわち、四つの追求です。

  1. (1) 人間性の追求(病気と闘う)
  2. (2) 社会性の追求(社会で広く普及する)
  3. (3) 経済性の追求(医療経済に貢献する)
  4. (4) 国際性の追求(世界に通用する)

2. ご挨拶

社長メッセージ
代表取締役社長

松本 昌也

 私たちは、成人の体内からも採取できる「間葉系幹細胞」を用いた再生医療技術に特化した再生医療ベンチャー企業です。
「再生医療」がまだあまり知られていなかった2003年に創業して以来、20年以上に渡り間葉系幹細胞を用いた再生医療等製品の上市に向け取り組んでまいりました。

 我々の志は「現在の医療では治療法がない、もしくは根治が難しい患者さんに再生医療という新たな治療の選択肢を提供する」ことにあります。

 2017年に開始したgMSC®1の第Ⅲ相臨床試験は、主要評価未達ではあったものの、副次的評価項目の MRI を用いた画像評価や関節鏡検査の目視評価などによる軟骨の構造学的評価において gMSC®1 の有効性が示唆されました。一方で、主要評価未達という事実から、引き続きPMDAとの協議、必要に応じて新たなデータ取得が必要になる可能性もあり、承認取得への道のりは、楽観視できるものではありません。

 それでも当社は、「志」を胸に gMSC®1 の開発を継続し、アンメットメディカルニーズに応えていくことで、再生医療を通じて世界の医療や人々の健康に貢献していくという経理理念実現を目指して参ります。

 そのための活動として、これまでの開発活動で得られた知見、技術を生かした再生医療業界でのコンサルティング事業、自由診療事業へのgMSC®技術の応用、引き続きのgMSC®シリーズの承認取得に向けた活動と、幅広くツーセルの技術を社会に展開していくための活動を進めていく所存であります。

 企業としての自活的な経営、成長と共に我々の「志」を全うすべく、全力を尽くしてまいります。

3. 経営基本戦略

幹細胞による再生医療の「抗病戦略 Disease Management」を中心とした考えを推進します。

4. 事業方針

当社は、「骨・軟骨」と「心筋・血管」と「神経・脳」を重点領域として、
MSCの「研究 Research」、「開発 Development」から「上市 Marketing」に至る流れを一元的に捉える「R・D・M 一貫体制を持つ価値創造会社」を目指します。

5. ロゴの由来