Interview
治験推進室
小川 賢太入社年 2020年
KENTA OGAWA
入社のきっかけを教えてください。

入社のきっかけは、再生医療の分野は学生時代に学んだ事もあり「これまでの医薬品の臨床開発の経験を生かして、再生医療等製品の開発に治験の立ち上げから携わりたい!」という思いがありました。前職では、CRO※¹でphase II/III の治験でCRA※²として従事しておりました。
係わった医薬品が上市され、患者さんに使用される事に対して非常にやりがいを感じていた一方で、治験実施計画書の解釈の判断、当局対応、試験のコントロール等、様々な場面で開発元ならではの業務に興味を持ちました。
ツーセルは間葉系幹細胞(MSC)による再生医療という新しい分野を開拓しています。開発元として、今後の治験の立ち上げから、上市まで携わる事ができる事を知り、これまで培った経験や知識を活かしながら、新しい経験、知識を吸収する事で、ツーセルと一緒に成長していきたいと考え、入社に至りました。


※¹ CRO(Contract Research Organization)医薬品業務開発受託機関:製薬企業等が医薬品開発等の為に行う治験業務(臨床開発)を受託・代行する企業のことです。日本語では「開発業務受託機関」と表記します。
※² CRA(Clinical Research Associate)臨床開発モニター:CRAは、治験が適切に行われているかの監視(モニタリング)業務を主に行います。

どんな仕事をしていますか?
弊社は少数精鋭で動いているため、臨床試験に至っては、委託先機関にフルサポートでお願いしており、その委託先のマネジメント等を行っております。
具体的には、事前に定めた様々な手段で進捗状況や、症例情報(安全性情報等)の報告を行っていただき、報告内容に基づき、疑義の問い合わせや、関連業務の依頼を行っています。
また、委託先との費用交渉や、契約交渉等もあり、それらをチームで分担しているため、試験全体をマネジメントする意味では各々プロジェクトマネージャーに近い業務を行っていると感じています。そのため、GCPや関連通知/法規のみならず、幅広い知識が要求され、日々新しい知識のアップデートが必要になります。
一方で、アウトプットできる場面も多く、蓄えた知識をタイムリーに使いながら、求めに応じ、多角的なフィードバックをもらう機会もあるため、仕事を通して成長できる面白い環境だと感じています。自身の成長が担当製品の情報にも影響するため、責任感、やりがい、自己成長を感じながら仕事を行っております。
前述した通り、フルサポートで業務依頼をしているので、外部との折衝は避けられません。そのため、相手の立場も考え、お互いがより気持ち良く仕事を行えるような環境づくりを心掛けています。
仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?
仕事をするうえで「いかに、1日でも早く大切な人に使ってもらえる環境を作るか」を大切しています。
私たちが行う仕事は一人では完結することができず、周囲の協力が欠かせないと考えています。そのため、社内外を問わず、関係する人はお客様と考えており、一つ一つの仕事を時間と品質の計りにかけながら、誠意を持って対応しています。特に委託先や、医療機関、治験担当医の先生に依頼する内容については、細心の注意を払っております。
依頼する内容について、協議の上決定する事が殆どですが、リクエストにできる限り応える事を心がけています。その結果、気持ち良く仕事をしていただき、治験を円滑に進め、限られた時間の中で高品質な成果物を創出していただく事で、1日でも早く大切な人の手に届く事を目標に、日々業務を行っています。
職場はどんな雰囲気ですか?ツーセルの魅力は何ですか?
緊張感を保ちつつも、いい意味でアットホームな職場だと感じています。仕事で行き詰まった時や、プライベートで悩んだ時なども、チームや個々で相談させてもらっています。
みなさん親身になって相談に乗ってくださり、経験からの対応案等のアイデアも共有いただけます。
また、従業員数が少ないため、一人一人のテリトリーが広く、手を挙げれば様々な仕事に携わる事ができる環境です。その中で、業務上、接点が少ない、製造や、研究の方ともコミュニケーションを図れる事は、弊社の一つの魅力です。
やりがいを感じたり、
楽しいと思う瞬間はどんな時ですか?
前職の経験も踏まえて、私が感じる臨床開発業務のやりがいについて回答します。
一番のやりがいは、医薬品等が上市され、使用された患者さんからの声を聴いた時ですが、医薬品等の治験でも、治験担当医等から「治験に参加した方の症状がこんな風に良くなった」「今後の期待が大きい」などのエピソードが出てくると、とても意義のある仕事をしているのだと嬉しく励みになります。そのためにも、良い製品情報づくりを考え、時間と品質のバランスを保ちつつ、誠意を持って仕事に取り組んでいます。
目標はありますか?
価値創造企業の一員として、業務内外を問わず、次に繋がる「財産・価値」の創造をする事が目標です。
多くの患者さんを救いたいと思っており、そのためには、速やかに製品を上市しなければならないと考えます。また、治療中の患者さんにいち早く製品を届けるために、いかに治験を適正かつ迅速に進めるかを常に考え、業務に取り組んでいます。
私のこうした活動が、少しでも、多くの価値・財産を生み、結果としてより多くの患者さんや、医療従事者への貢献に繋がる様に、これからも精進していきたいと考えています。また、以前、臨床開発関連の会議にて、経営企画の社員から全く違う視点からのコメントをもらい、強い刺激を受けた体験があります。私も、多角的な視点で物事をとらえ、全体視できるようになり、将来的には、プロジェクトをマネジメントできるようになりたいと考えています。
1日のスケジュール
1DAY SCHEDULE
9:00
出社、メール確認、
タスク整理
9:30
チームミーティング
10:00
資料作成
12:00
昼食
13:00
治験関連資料、管理表の
レビュー/ フィードバック
15:00
委託先との定例会議
17:00
文献や疾患情報の情報収集
18:00
退社

※ 本記事の所属、役職、内容は取材当時(2021年3月)のものです。

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