「発見伝~みんなのアンテナ~」第21回

ツーセルの社内で週に一度行われている朝礼には、社長を含む全役職員が日々の生活の中で見つけた“発見”や“気付き”を発表する場が設けられています。『価値創造会社』ツーセルの社員として、日頃から何かに“気付く”ことや“発見する”ことへの意識をもって生活してもらうため、毎週欠かさず行われています。

 

このコーナーでは、「当社の雰囲気をみなさんにも感じてもらいたい。」という思いから、当社の社員たちが見つけた“発見”や“気付き”を紹介します。

 

第21回は、「似ている言葉の意味の違いについて」の話題です。

 

【似ている言葉の意味の違いについて】

先日、「フルーツパンチソーダ」という炭酸飲料を飲んだ。ふとフルーツパンチとフルーツポンチの違いはなんだろうと思い、その違いについて調べた。

フルーツパンチとフルーツポンチはどちらもFruit punchの日本語訳で、本来は同じものである。日本では、果汁・炭酸水・シロップ・アルコールなどの水分やスパイスを混ぜた飲み物をフルーツパンチ、シロップなどに果物を入れた物をフルーツポンチと呼び分けているようである。原型は、5種類の材料からなるカクテルのような飲料で、インド周辺の言葉で「5種」という意味の「パーンチ」に由来するとされており、インドからイギリスに製法が伝わり世界に広まったといわれている。

 

上記のような、「似ている言葉」の違いについて紹介した書籍やウェブサイトもある。「明日と翌日」「感染症と伝染病」「遺伝子と染色体」「アプリケーションとソフトウェア」等、言われてみると使い分けが不明瞭に思えるものも多い。

 

業務では、わずかな違いと思い知ったかぶりをしてしまうことで、大きなミスにつながることもある。「わからないことは、素直に人に聞くか調べることが必要である」と改めて気づいたことが発見であった 。

 

 

上記の似ている言葉について、私はうまく説明できないものがありました。皆様はいかがでしたでしょうか。

聞いたことがある気がしても推測をせず、少しでも疑問に思った際は積極的に尋ねる・調べることが大切ですね。言葉は意味が変化することもあるので、いくつになっても言葉に対する自身の感覚を磨いていきたいと思います。

また、似ている言葉だけでなく同じ言葉や略語でも、個人の背景によって頭に浮かぶ意味が異なることを実感する出来事がありました。(BSCと言われ、私はBest Supportive Care、相手はBiosafety Committeeだと思った等)

「万人に伝わるものなのか」、「仲間内やその地域でしか伝わらないものなのか」を意識して言葉を選び、状況によって意味を説明するよう心掛ける必要があります。

多様な背景をもつ人が集まる会社という場でのコミュニケーションは、個人の捉え方・話し方も重要なキーとなります。円滑な業務に繋がるよう、言葉の意味を意識して過ごしたいと思います。

記事作成:I