こちらはバックナンバーです。
過去に紹介された本を一覧表にまとめてみました。
| 第1回 代表取締役社長 辻 紘一郎 | ||
| 百匹目の猿 −「思い」が世界を変える 著者:船井幸雄 発行所:潟Tンマーク出版 本体価格:¥1300 発行日:1996年6月5日初版 ISBN:4-7631-9156-X C0030 |
![]() |
一匹の猿がはじめた「サツマイモを洗う」という行為が、サツマイモを洗う猿の数が群れの中である値(便宜的にその数を「百匹目」とした)を越えると、その群れ全体に広がるだけではなく、遠く離れた場所に生息する猿たちの間にも自然に伝わるという、「百匹目の猿現象」の発想をもとに、地球や人類の将来について考察した本です。
|
| 辻さんからの推薦コメント 10年ほど前にこの本を手にして読んだ時、私も百匹目の猿になろうと思いました。そして世の中を少しだけ変えてみようと思いました。世の中は生物の進化と同じで、常に変革を実行していると考えています。皆さんもこの本を読んで「百匹目の猿」になる決心をして下さい。そして「現象」が「本質」に先立つことを実感してください。 |
||
| 第2回 株式会社イナリサーチ 代表取締役社長 中川 博司 様 | ||
| 見える化 −強い企業を作る「見える」仕組み 著者:遠藤 功 (早稲田大学大学院教授) 出版社: 東洋経済新報社 発行日:2005年10月20日 ISBN:978-4-492-53201-0 |
![]() |
企業活動の中で、個々の人の作業の実態についての情報を共有し、一人の人間の認識力の限界を補完して、現場における企業の能力を向上させる事が大事という様に、問題解決能力を磨き現場力を強化するためには、問題を発見する「見える化」が重要であるという考えを体系化し、34の事例紹介付きでまとめた本です。
|
| 中川さんからの推薦コメント 「見える化」という言葉は、もともとトヨタなど、もの造りの現場での生産革新を目的とした強化の手段として発展してきています。現在、私の会社は新薬開発の試験研究をお手伝いしていて、どちらかと言えば研究所的な性格も残しつつ営利も追求する企業でデータが最終商品ですが、「見える化」が、私達にとってもいかに重要なコンセプトであるか、この本を読んで知ることとなりました。 <あなたは状況がみえてますか、経営が見えてますか、知恵がみえてますか、顧客がみえてますか、そして全ての問題がみえてますか、いや、見えてるつもりだけではないですか。>と、この本はそれらを見えるようにする手法の一端とその目的をわかりやすく解説しています。 |
||
| 第3回 東京中小企業投資育成株式会社 創業期支援第一部 課長 桜井 政考 様 |
||
| なぜこの店で買ってしまうのか −ショッピングの科学 筆者:パコ・アンダーヒル 出版社:早川書房 発行日:2001年2月28日 ISBN:4-15-208335-2 C0063 |
![]() |
マクドナルド、スターバックス、ブルーミーなど多数のクライアントを手がけ、ニューヨークを拠点に世界中の小売店や銀行を調査し、年間5万人〜7万人の顧客の行動を追跡している著者が、その徹底したフィールドワークで、「商品化計画から商品の陳列・販売促進にいたる小売りの店づくり」と「見落しがちな顧客の行動と思考パターンへの対応」、「変化する顧客のニーズへの対処」などについてまとめた本です。
|
| 桜井さんからの推薦コメント 2000年あたりからマーケティングに関する割と読みやすい書籍が書店の店頭を賑わせるようになりましたが、その中でもこの本は特に秀逸でした。「どうしたら顧客に買ってもらえるのか?」というビジネスの不朽のテーマについて具体的な実名、実例でとてもわかりやすく解説しています。「顧客は何に注意を払うのか?」、「どんなサービスが気持ちいいのか?」、「それはそうだ」と思わず納得してしまう話が満載です。副題は「ショッピングの科学」とありますが、ここで語られる話はありとあらゆるビジネスに普遍のものです。「顧客の視点」をつかみとれたもののみ勝利することができる、という答えがこの本の中にあると思います。 |
||
| 第4回 株式会社 予防医学推進センター 斉藤 恵子 様 | ||
| 生きがいの創造− “生まれ変わりの科学”が人生を変える 著者:飯田 史彦 |
![]() |
“生まれ変わりの科学”については欧米では、多くの科学者たちによって研究され、さまざまな報告がなされています。この本では、その研究成果を通して、福島大学経営学の先生である著者が,
「研究者としての中立性」にこだわった姿勢で、「死後の生命」や「生まれ変わり」を認めるとすれば私たちの生き方がどのように変わっていくだろうかと、「生きがい」「使命感」「人間関係」などについて考察しています。
|
| 斉藤さんからの推薦コメント 「生まれ変わり」、「前世」、「スピリチュアル」・・最近はメディアで取り沙汰される事も増え、信じる方もいれば胡散臭く感じる人も多くいらっしゃると思います。私自身、生まれ変わりや前世、スピリチュアルと言ったモノに対してはエンターテインメントの延長として楽しむ程度でした。現在でもそう変わりはありませんし、それらの事に救いを求めようという考え方には至りません。 ただ、人の力ではどうにもならない大きな壁にぶつかった時、どうしようない悲しみに立ち上がれなくなってしまった時に、それがどこかの誰かのせいで起きた事ではなく、自分でそれを試練として決めて生まれてきた事だったとしたら、どう受け止めますか? この本では、「生まれ変わり」を超常現象や宗教的にではなく、どちらかと言うと科学的な観点で様々な実例や体験を挙げてまとめています。私自身は「生まれ変わり」自体を重要視していません。ただ、自分の身の回りで起きる様々な事は自分でそれを試練として決めた事だからと、受け入れるようになりました。賛否両論あると思います、ただ、そう思う事で・・またはこの本に出会って、気持ちがすっと軽く生きやすくなる人がいるなら、必要と思う方にこの本をお薦めします。 |
||
| 第5回 医療法人セントパウロ 光吉歯科医院 (滋賀県大津市) 医師 美濃和 秀幸 先生 |
||
ハイ・コンセプト |
![]() |
クリントン政権下で労働長官の補佐官兼スピーチライターを、その後ゴア副大統領の首席スピーチライターを勤めた後、フリーエージェント宣言をし、ニューヨーク・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙などの有力紙の執筆で活躍している著者が、左脳の論理的思考に加え、右脳の創造性がこれからの時代に生きる人々に必要な能力である説いています。米国では発売と同時に、ビジネス部門で第1位を記録したベストセラーです。
|
| 美濃和先生からの推薦コメント ダイヤモンド社のハーバード・ビジネス・レビュー 2007年4月号にも、その寄書が特集記事になっているダニエル・ピンクの著書です。これを読むと、 ベンチャー企業に必要な能力が何なのかについての、ヒントを与えてくれているような気がします。何かを創造したければ、左脳を使うよりも、右脳を使えということなのですが、これを明快にわかりやすく、説得力を持って書かれています。ツーセルの辻社長は、絵を描いて(右脳をつかって)おられますが、これは「新しいこと」を考えだすうえで、非常に重要な事のようです。また、MFA(美術学修士号)の取得者のほうが、MBA(経営学修士号)取得者より有用だというようなことが述べてあり、とても印象的でした。MBA取得者がベンチャー企業を潰してしまうことがあるのもわかる気がしてきます。その他、 Spicyなことがいろいろ書かれていて、ジャック達にぜひとも捧げたい内容になっています。 |
||
| 第6回 株式会社ジーシー 常務取締役 広田 一男 様 | ||
日本人のための宗教原論 著者:小室 直樹
|
![]() |
橋爪大三郎など多くの社会学者に「最良の師」と呼ばれている著者が、キリスト教、仏教、イスラム教、儒教、など各宗教を説き起こし比較し、歴史的にどのようにしてこれらの奥深さに達したかについて解明し、現代にどんな影響を及ぼしているかを論じています。著者独特の語りの雰囲気からおもしろく読み進めることができる本格的宗教原論です。
|
| 広田様からの推薦コメント グローバル化が進む中で、海外の人々の思考のベースにある宗教を理解することは必要です。この本はイスラム教、キリスト教、仏教、儒教、ユダヤ教などの基本的思考を平易に解説しています。コーランを基本とするイスラム教は宗教的戒律、社会規範、国家の法律が整合しているが、このことが近代化の推進になりえなかったこと。また聖書を基本とするキリスト教は努力ではなく信仰によってのみ人々が救われること。隣人愛を説きながら、異教徒に対する殺人行為は禁止しなかったので、他国の侵略を行えた事。人の外面(行為)と内面(信仰)を区別したためにデモクラシー、近代資本主義をリードしたことが説かれています。空を基本とする仏教は、法典を基本とし、輪廻転生と努力すれば報われることを説いていることなどを解説しています。また、明治以降第2次世界大戦までの日本は天皇教であったことが解説されており、現在の日本の混沌の原因は信仰の欠如にあることが説かれています。人の思考回路の分析に役立つ良書です。 |
||
| 第7回 広島大学 大学院医歯薬学総合研究科 教授 栗原 英見 先生 | ||
明香ちゃんの心臓 著者:鈴木 敦秋
|
![]() |
著者は読売新聞記者であり、医療取材を得意としています。2001年3月の東京女子医大における心房中隔欠損症を患う12歳の少女が命を落とした事件について、おもに少女の父親の視点から事件の全容に迫ったルポルタージュです。2007年「第29回講談社ノンフィクション賞」を受賞しました。
|
| 栗原先生からの推薦コメント: この本は一流医科大学の信頼の厚かった診療科で起こった医療事故を取り上げたノンフィクションである。亡くなった被害者の父親は口腔外科医であり、自らも外科手術の修羅場を知っているだけに、担当の外科医に理解を示しつつ冷静に事故の真相に迫って行く。テーマは医療事故であるが、組織のあり方、組織の中の一人の人間の影響の大きさ、また逆に無力さなど様々な視点で考えさせられる。 |
||
| 第8回 経済産業省中国経済産業局 地域経済部 和崎 裕美様 | ||
メディア・バイアス
|
メディア・バイアス(media bias)とは、メディアが情報を伝えるときに、ソースのどの部分を取捨選択して伝えるかによって生じるゆがみとのことです。このメディア・バイアスを、具体例をもとに検証し構造を解き明かしています。最後に一般読者がどのような点に気を付けて報道を受け取るべきなのかについて科学情報の真贋の見極め方やリスク評価の視点を解説しています。 |
|
| 和崎様からの推薦コメント: 副題に一抹の胡散臭さを感じたものの、タイトルに惹かれて店頭にて衝動買いし、出張時の数時間の飛行機内で半分乗り物酔いになりながらも一気に読んでしまいました。理科離れが叫ばれて久しいですが、科学的知識や考え方をきちんと身につけることは、必ず実生活に役立ちます。○○はキケン!や、△△で健康!といった情報が溢れる中で、踊らされることなく暮らすために、そういった情報をどう捉え、どう考えたらよいかの参考になる一冊です。 |
||
| 第9回 株式会社ジャフコ 産学連携投資運用部 伊藤 毅様 | ||
人生の100のリスト 著者:ロバート・ハリス |
![]() |
著者は横浜生まれの日英のクォーター。大学を卒業後に東南アジアを放浪、その後オーストラリアでは書店&画廊を経営、帰国後はJ-WAVEのDJや作家として活躍する自由人です。
著者の人生で達成したいことの100のリストと、達成したものそれぞれについての思い出や心情を綴ったエッセイです。 |
| 伊藤様からの推薦コメント: 現在J-WAVEのナビゲーターや作家として活躍中のロバート・ハリス氏が19歳の時に作成した「やりたいこと」の100のリストについて、自伝も交えながら解説した本。「人妻と関係を持つ」「離婚する」「アヘン窟に行く」「ヒッピーになる」「男性と関係を持つ」、など多少過激で普通ではない「やりたいこと」もありますが、書く事でご本人は実現したようです。私もこれを読んでリストをつくり始めましたが欲望を100も書くことは意外と大変。でも本当に「やりたいこと」を考え、実現するには良い方法と思える1冊です。 |
||
